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和歌山・小5殺害で報道規制を今一度考える [雑感]

先日、爆笑問題の太田さんが「サンデージャポン」で湯川さん、後藤さんのイスラム国人質事件にについて持論を交え言及をした事をご存じでしょうか?

自分にとってとても印象的でずっと、考えています。
内容はこういったものです。

本来ならこういう誘拐、人質がまだ囚われている状態ではマスコミとかは報道協定とかで刺激するようなことを言わないようにされるべき。

Youtubeで投稿した時点で一般的に知られるようになって、
成り行きでみんなが推測で言いたいことを言っている。

インターネットはものすごい膨大な伝言ゲームになっていて、誰も何でも言える状態。
『オールジャパン』というのは恥ずかしい言葉だけど、
そうならないといけない時もある。実際は報道協定を敷かれている状態だと意識すべきだと思う
※引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000086-spnannex-ent

とても印象深く重みのある言葉です。
この言葉の中には、マスコミならず、我らブロガーも含まれていると感じています。






報道規制は、報道協定というものにのっとり、
マスコミが自主的に規制をしたり政治的圧力により報道規制が引かれるというものです。
誘拐など、人の命に関わる報道なら控えるべきなのは想像できますね。

しかしながら、ネット上にはそういった規制はありません。
よってイスラム国の人質の際もそうでしたが、
ネットがけん引するようにテレビやマスコミを引っ張るイメージがあります。

良し悪しではなくそういった報道規制のような規制もネット上に作るべきではないでしょうか?
確かに「知りたい」という好奇心は人間の本能ですから、
みなが最新の情報をほしがるのはよく理解できるし、僕もそうです。

ここで太田さんの言葉です。
いろいろな言いたいことや知りたいこともあるのはわかるけど、他人の命をかけてまで言わなきゃならないポリシーってあるのかなって思う。黙ることが必要な時もあるんじゃないかって思う。

交渉にあたる当事者は一部。
その人たちのやっていることを妨害しないという意識がいろんなメディアには必要だと思う

※引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150125-00000086-spnannex-ent

そうなんです。非の打ちどころがないというのは、この事だと思います。
「他人の命をかけてまで言わなきゃダメなポリシー」
これはその通りで本当のごく一部の人間だと思います。

これを理解すると、ブログを投稿する息苦しさがあります。

今回の「和歌山・小5殺害」も一見、上記内容が当てはまらないように見えますが、
ここが情報の怖い所です。

一部ネット上では容疑者は「統合失調症」であったのでは?
という書き込みや投稿が流れています。

これは解釈にもよりますが。
統合失調症=危ないというメッセージになっています。

これを受けた「統合失調症」の患者はどう思うでしょうか?その親族はどう思うでしょうか?

中途半端な憶測で傷つき不当な差別を扱われるのは同じ人間として息苦しいです。

統合失調症=危ない=「統合失調症の人はみんな危ない」
という安直な考えに結び付きやすいのです。

精神的疾患は確かに心の病で一見、不安に感じる事もあるかもしれませんが、
当たり前ですが、皆が皆そうではありません。

僕も今後ブログを続けていきますので、そのニュースの背景などにはじゅうぶん注意するように
言葉を選ぶ必要があると再認識しました。

ですので、もし上記内容に反する内容に自分が気が付かなければ、お叱りのメッセージを頂ければ幸いです。

今日は本当に素直に思った事を投稿しました。

最後までお読み頂きありがとうございました。
世界中の人が幸せに生きていけれますように。s
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