中国人の養子オードリー・ドアリングが生き別れた双子の姉妹とアメリカで奇跡の再会※動画あり

2007年、アメリカ、ウィスコンシン州に住むジェニファー・ドアリング、トーマス・ドアリング夫妻は、中国の孤児院から当時1歳の女の子を養子縁組として迎え入れた。

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ドアリング夫妻は、その1歳の女の子の名前をオードリーと名付けることにした。

オードリーは生まれながら心臓疾患があり、大手術を何度も受けながらも
無事成長していった。



そんなオードリーには一つ悩みがあった。

それは3人の兄たちと違い、唯一養子縁組で血縁関係がないということ。



オードリーの悩みは年を追うごとに増して負い目を感じるようになっていった。

そしてオードリーが10歳になるころ、ドアリング夫妻は
もうルーツをしっかり教えなければいけない年齢だと話し合い、
改めて中国の孤児院から引き取った頃からリサーチすることにした。
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オードリーと瓜二つの赤ちゃんの存在

母親ジェニファーがオードリーのルーツを教えなければと、
養子の子供達の出生についての調査を専門的団体に調査依頼。

オードリーを引き取った孤児院の赤ちゃんの頃の写真を取り寄せた。

するとそこには、オードリーと全く同じ顔をしたもう一人の赤ちゃんが
写っていた。

そう実はオードリーは双子の姉妹であったのだ。



知らないことであったにせよ、
生き別れた姉妹の存在があるのなら、
今悩んでいるオードリーに会わせるべきでは？と
ジェニファーは奇跡の行動を起こす。

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離れ離れになった姉妹はどこに？

ドアリング夫妻は、懸命にオードリーの出生について調べていき、
オードリーの中国名がわかった。

オードリーの中国での名前は『瑰（グイ）』。

そしてもう一人の姉妹の名は『玫（メイ）』ということが分かった。

中国には双子の名前をつける時、2人の名前を合わせると一つに意味になるような
命名の習慣があり、『玫瑰（メイグイ）』とは中国語で薔薇という意味。

名前はわかった。あとはどのようにして探しだすかだ。

ジェニファーはオードリーの先天性の心臓疾患に注目。

双子の姉妹であれば、もう一人にも先天性の心臓疾患があるのでは？」と仮説をたて

Facebookの先天性心不全を患う中国の子供たちを助ける
アンドレア・デューク・オルセン医師のページに辿り着いた。

さっそくアンドレア・デューク・オルセン医師に過去の治療履歴から
玫（メイ）と言う名前の少女を治療したことがないかメッセージを送った。

すると後日、オードリーと同じ誕生日の女の子で、玫（メイ）という少女を治療した記録があったと返信が。つまり仮説が成り立ったのだ。

アンドレア・デューク・オルセン医師からはさらに
玫（メイ）の名前は『グレイシー・レインズベリー』であることも判明。

その『グレイシー・レインズベリー』で中国系養子縁組サイト『TONGGU』で検索。

TONGGUから送られてきた画像にドアリング夫妻は驚いた。

まさにオードリーそのものだったのだ。

早々にグレイシーの母親ニコル・レインズベリーの情報を入手しドアリング夫妻はニコルに連絡。

オードリーとグレイシーはネットでのチャットで初対面することができた。



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アメリカのテレビ番組で9年ぶりの再会

オードリーとグレイシーの双子の話題は瞬く間に全米に広まった。

もちろん、メディアも放っておくわけがない。

朝の情報番組Good Morning Americaが2人の話題に注目し、企画化。

同番組で二人は9年ぶりに再会したのだ。





ドアリング夫妻の娘を愛する想いが
2人の再会を実現させた。

まだまだ年齢も幼く多感な時期だが、
2人の成長を末永く祈りたい。

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タグ：双子姉妹 再会 グレイシー・レインズベリー アンドレア・デューク・オルセン 養子 孤児院 中国 ドアリング オードリー