「トータル・リコール」オリジナルとリメイクの違いは?(動画あり) [映画]
地上波初放送!2015年5月8日(金)21時より放送されます!
※参照元
最高のスタッフにより新たに蘇ります!
あらすじ
戦争によって地球上の大半が居住不可能になった21世紀末。
限られた富裕層は“ブリテン連邦=UFB”に暮らし、地球の反対側にある“コロニー”を支配下に置いていた。
ダグラス(コリン・ファレル)は、コロニーからUFBに働きに出る労働者の一人。
コロニーの反体制組織“レジスタンス”を鎮圧するためのロボット警官を作る工場で働きながら、
妻のローリー(ケイト・ベッキンセール)と単調だが幸せな生活を送っていた。
しかし、毎晩同じ女性が登場する謎の夢に悩まされていた彼は、
ふとしたきっかけで自らの記憶を人工的に操作できる会社“リコール社”で、スパイの記憶を購入することに…。
ダグラスの記憶が書き換えられようとした瞬間、突然リコール社に警官が突入し、ダグラスに襲い掛かる。
訳がわからないままに抵抗するダグラスだったが、本人も知りえなかった見事な戦闘能力であっという間に警官を倒してしまう。
さらに、混乱の中で自宅に帰ったダグラスを待っていたのは、愛する妻・ローリーの襲撃だった…!!
※引用元
本映画はフィリップ・K・ディックの短編小説を原作に映画化した作品です。
アーノルド・シュワルツェネッガー主演のオリジナル1990年版と、
コリン・ファレル主演のリメイク2012年版ともに楽しめる作品でありますが、
気になるのはオリジナルとリメイクの異なる点。
今回はオリジナルとリメイクの比較。
それでは、さっそく比較してみたいと思います。
設定
■オリジナル1990年版地球と地球の植民地の火星が舞台となっています
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■リメイク2012年版
化学兵器を使用した世界大戦のために大部分が居住不能となった地球が舞台。
富裕層の住むブリテン連邦が貧困層の住むコロニーを搾取するという設定になっています。
資本主義の背景を反映した設定にはリメイクよりもより共感が持てます。
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ストーリー
■オリジナル1990年版冒頭のリコール社でのシーン:一度記憶を植えつけるために眠らされる
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本当は全てダグがリコール社の装置で見ている夢なのかもしれないという可能性を残したままストーリーが進行。
ラストシーンがホワイトアウトするのも、全てが夢だとも受け取れ、夢と現実の境界が曖昧になっています。
ラストの展開:全てがダグ=ハウザーの仕組んだ罠で、ダグは自らの罠にまんまと嵌った形になります。
実はハウザーはコーヘイゲンと手を組んだ悪人わかる内容です。
■リメイク2012年版
冒頭のリコール社でのシーン:眠らされる前に異変に気づく
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全てがダグの夢という可能性が低くなります。
ダグが目を覚ましているうちに、記憶の植えつけは確実に失敗しています。
なので、中盤にハリーが「これはリコール社で見ている夢だ」と説得に来る展開がオリジナル1990年版と比較すると違和感があります。
ラストの展開:ハウザーはただコーヘイゲンに利用されていた。のみ。
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まとめ
アクションやビジュアル的要素を考察すれば、映画のクオリティの成長に圧巻される点もあり、
リメイクのほうがテクニカル面においては素晴らしいのですが、
※参照元
やはり、オリジナルには自らの選択によって自らの在り方を切り開いていく、という物語のテーマの描き方は素晴らしく、
なによりベースとしての先入観が強いので、やはり甲乙つけ難いです。
※参照元
金曜ロードSHOW!「トータル・リコール」リメイク版
地上波初放送!2015年5月8日(金)21時より放送をご覧にになってから
オリジナル版を見るというのも1つの楽しみ方ですよね^^
お見逃しなく!!
本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
世界中の人たちが幸せに生きられますように^^
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