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米国犯罪史上最悪の銃撃戦!映画にもなったその結末とは?(※動画) [事件]

米国犯罪史上最悪の銃撃戦!ノースハリウッド銀行襲撃事件とは

犯人のラリー・フィリップスとエミール・デクバルは
1990年頭から幾度も銃器を用いての銀行強盗、現金輸送車の襲撃を行っており、
強奪した現金の総額は最終的に約1600万ドルにも及んでいた。


※参照元 実際映像

1997年2月28日朝、自動小銃で武装した二人は、
開店直後のバンク・オブ・アメリカ、ノースハリウッド支店に入り口から押し入り、
天井などに銃を乱射したのち、行員に銃を突きつけ現金をバックにあるだけ詰めるよう要求。

この間に付近を通行していた住民が銀行に異変に気づき、通報。
50名以上の警官が現場に到着し銀行を包囲。


※参照元

しかし、犯人の二人は現金の詰まったバックをもって堂々と入り口から現れ、
包囲する警官隊に向けて銃撃を開始。
銀行の駐車場にて警官隊との激しい銃撃戦が展開された。

フィリップスは胴体の防弾チョッキだけでなくなんと腕や脚にまでも着用。
デクバルも胴体を防弾着で覆っており、警官隊の持つ銃や、
散弾銃での銃撃を受けても一向に手を緩めず銃撃を続けた。


※参照元

反対に犯人の二人の銃器に装てんされた弾丸は
すべて被覆鋼弾(貫通性が高い弾丸)であり、
パトカーのボディや建物の壁を易々と貫通した。

no title
※参照元 実際映像

この犯人二人による銃撃で警官隊や一般人が次々と負傷した。

犯人たちは、この銃撃戦の途中、
奪った札束の中に強盗対策の染料発射機が仕込まれていたのに気がついた為に
二人は札束の入ったバッグを放棄。

フィリップスは、自分たちの乗ってきた車に積んでいた銃に持ち替え、テレビ局のヘリにも銃撃を加えた。

デクバルは自分たちの乗ってきた自動車に乗り込むと車内から発砲しながら駐車場からゆっくりと移動を開始。
フィリップスは銃を再び換え、デクバルが運転する自動車を楯についてくる警官隊に向け
発砲しながら徒歩で住宅街へ逃走を図った。

銀行前から住宅街へ

警官隊は負傷者を増やしながらも包囲しながら追跡を続けたが、
フィリップスが自動車から離れ、ライフル銃に故障が発生して孤立したのを機に二人を分断した。

フィリップス

孤立したフィリップスは予備として持っていた銃に持ち替えて警官への発砲を続けたが、
警官側の銃撃が防弾着のない手や脚の隙間に命中し負傷。
直後にフィリップスは銃を自分の顎に押し当てて発砲、自殺。

デクバル

デクバルは自前の自動車を放棄し、他の自動車を強奪しようとした。
しかし奪ったトラックに付いていたキルスイッチ(盗難防止のためにエンジンがかからなくすることが出来る装置)を
逃げた運転手が起動させていたために立ち往生。


※参照元 実際映像

その隙に機関銃と小銃で武装して駆けつけたSWAT隊員三人がパトカーで急襲。

自動車越しに激しい銃撃戦を繰り広げた。

SWAT隊員は自動車の下の隙間から狙撃を敢行、
結果デクバルは脚部を撃ち抜かれ、さらに弾切れとなったために降伏。
救急車到着前に脚部からの出血多量で死亡。

この銃撃戦での実録映像がこちら↓↓


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米国犯罪史上最悪の銃撃戦での死者とメディアでの取り扱い

44分に渡って繰り広げられた銃撃戦で犯人側は1000発以上も発砲し、
12人の警察官と8人の民間人が負傷するも、
奇跡的に犯人以外の死者はなかった。

この事件で武器の脆弱性を痛感した
L.A警察はさらに貫通力の高い強力な武器の保持をおし進めることとなった。

この事件はTV局の空撮によって、犯人が駐車場に現れてから死亡するまでが全米で放映され、
それを元にしたTV映画が

『44MINUTES:THE NORTH HOLLYWOOD SHOOT-OUT(邦題:44ミニッツ)』


※参照元

アメリカでは「米国犯罪史上最悪の銃撃戦」として度々放送される事があり、
ここ日本でも実際の映像を「衝撃映像」などのシリーズで取り上げられる事がある

2003年に公開されたアクション映画「S.W.A.T.」の
冒頭の銀行強盗事件は、この事件に基づいて作られたシーンである。


※参照元

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おわりに

これだけの発泡があるにも関わらず、
一般市民の被害を最小限に抑えたアメリカの警察の攻撃力には圧巻です!

前述したようにこの事件は2015年5月18日(月)世界まる見え!テレビ特捜部
2015年5月18日(月)19時56分日本テレビ系にて放送されます。

何度も何度も取り上げられるという事は逆に言うと、それだけインパクトがあり、
アメリカでも「米国犯罪史上最悪の銃撃戦」というほどもあり、
歴史認識として風化させてはいけないという事なのでしょう。

「世界まる見え!テレビ特捜部」ではどのように放送されるのでしょうか。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
世界中の人たちが幸せに生きられますように^^

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