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日本航空350便墜落事故 機長の異常心理とは?(動画)Mrサンデー [事件]

Mr.サンデー スペシャル 2015年5月24日(日)21時15分からの放送で
頻発する航空機事故…今、世界のコックピットで何が起きているのか?
日本の空の安全を守る闘いに焦点を当てる!が放送されます。

今年は近年稀にみる航空機事故が起こっている。

台湾:トランスアジア航空235便墜落事故(2月)

※参照元

フランス:ジャーマンウイングス9525便墜落事故(3月)

※参照元

日本:アシアナ航空162便着陸失敗事故(4月)

※参照元

いずれも、パイロットによる過失が疑われている事故ばかり。
今、世界の飛行機コックピットで何が起きているのか?

その答えを探るべく、
過去に日本で起こった日本航空350便墜落事故を取り上げて行きます。

日本航空350便墜落事故

事故が起こったのは1982年2月9日、日本航空350便は羽田空港着陸間近の時、
機長は自動操縦装置を切ると、突如として操縦桿を前に倒し、
機首を下げながらエンジンの推力を絞る操作と、
エンジン4基のうち2基の逆噴射装置を作動させる異常操作を行った為、
機体は前のめりになって降下し始めた。

※参照元

航空機関士がすぐに機長のこの異常操作に気づき、機長の右手を叩いて止めさせ、リバース・レバーを戻した。
副操縦士は機首が急に下がったことに気づき、反射的に操縦桿を引き起こそうとしたが、
機長が操縦桿を押し込む力が強く、引き起こすことができなかった。

副操縦士が「キャプテン、やめてください!」と叫ぶと、機長は操縦桿への力を緩めた。

しかし、副操縦士のコールアウトからたった8秒間足らずの異常操作であっても、
機を海面に叩きつけるには十分であり、8時44分7秒、日本航空350便
は滑走路進入端から510メートル手前の東京湾に墜落した。


※参照元

機体は機首と機体後部で真っ二つになり、
乗客数 166名 乗員数 8名のうち乗客・乗員24名が死亡、149名が重軽傷を負った。
墜落現場が浅瀬だったため機体の沈没を免れたのが唯一の救いだった。

機長の異常心理

機長は、まだ副操縦士であったこの事故の6年前に初めて幻覚を見、それ以後、
初期の精神分裂病、うつ状態、心身症などと診断をうけ、聖マリアンナ医大病院の医師、
会社の常勤内科医、非常勤精神科医らの診察、治療を受けたが改善はしていなかった。



同事故直前には
「ソ連が日本を破壊させるために、二派に日本を分断し、血なまぐさい戦闘をさせているんだ」
などの強い信念を抱くまでに至っていた。

事故当日の350便の乗務中には、
「敵に捕まって残忍な方法で殺されるよりも、自分から先に死んだほうがマシだ」
という妄想を抱き、
そして、350便が200フィート以下に降下した後、
突然「イネ、イネ、……」という言葉が機長の頭全体に響き渡った。

機長はとっさに「死ね、死ね、……」との命令と理解し、
手動操作に切り替え、操縦桿を押し込み、エンジンを逆噴射させた。


機長は業務上過失致死罪により逮捕となったが、精神鑑定により妄想性精神分裂病と診断され、
心神喪失の状態にあったとして検察により不起訴処分となった。

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度重なる異常心理の放置

機長は事故前日より異常な行動があったという。

事故時と同じ乗務員で羽田発福岡空港行き377便に乗務していた機長は、
その際も異常操作による行動が見られた。

しかし、副操縦士と航空機関士が横から修正を行っている。
空港に着陸し到着後降機した際、機長は副操縦士に対して「お見事」と言った。

事故を起こした機長は、数度の異常な言動や操縦を行っていたが放置されていた。



この操縦で乗客からのクレームもあったが、副操縦士が会社に対して報告を行っ
ていなかったため、事故を防ぐチャンスを逃している。


「日本航空の会社としての異常な体質」、
「日本航空において機長は管理職であり、副操縦士は評価をされる側であり言いにくかった」

会社の名前に傷がつくのを恐れ、
自分の上司にあたる人間の異常行動は報告を躊躇させた。


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おわりに

同機機長は事故の発生時に乗客の救助を率先しておこなうよう法律で義務づけられていにも関わらず、
機長はそれらの職責を放棄し、乗客に紛れて脱出している。

当初、機長死亡という誤報が流れていたが、
その後真っ先にボートで救出される機長の姿が報道され、
厳しい批判を浴びた。その後、機長は統合失調症であることが判明した。

「機長 統合失調症 350」の画像検索結果
※参照元

自殺行為といえる機長の起こした行動で起きた事故にも関わらず
機長は乗客と共に脱出するという支離滅裂な行為。

その前から兆候があったにも関わらず、
放置されていたのは、報告義務を行わなかった副操縦士に問題があるわけではなく
会社の管理体質に問題であったのではないだろうか。

現代でも繰り返される同じ事故。人命を扱う仕事であれば、企業とし
管理体質の改善は必須で、今後、こういった事故で人命が失われない事を願うばかりだ。

Mr.サンデー スペシャル

2015年5月24日(日)21時15分からの放送です!

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
世界中の人たちが幸せに生きられますように^



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