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殺人鬼「ハッピー・フェイス・キラー」と関連する一人の人物とは!? [事件]

奇跡体験!アンビリバボー
『殺人鬼"ハッピーフェイスキラー"の正体とは?』が
2015年5月28日(木)19:57より放送されます。


1990年1月22日。アメリカオレゴン州ポートランドの高速道路横の林に、
若い女性が半裸で倒れているのを、車で通りがかった大学生が発見した。

下半身を露出した状態で、首にはロープで、強く絞めた痕が残っていた。
遺体の顔は繰り返し殴られたどす黒い痕もあり、原型をとどめておらず、
人種すらも見分けがつかなかった程であった。

司法解剖の結果、被害者は強姦や性的暴行を受けていたことも判明。
遺体の近くには、被害者のものと思われるジーンズが落ちており、
ジーンズの股の部分は切り取られていた。

被害者はターニャ・ベネット。


※参照元

遺体はターニャであることがすぐに判明したが、犯人の特定は難航していた。

捜査線上に浮上した老カップル

2週間後、警察に情報提供の電話が入る。電話の主は、ラバーン・パブリナック。
彼女の家で働く使用人のジョン・ソスノスキーが殺人について話しているのを聞いたという。


※参照元

警察が彼女の家を訪問すると、女性は「実は殺したと自慢していたのは、私の交際相手。
泥酔すると、私も毎晩のように殴られた」
と告白。
警察はすぐに交際相手のジョン・ソスノスキーを事情聴取したが、ジョンは強く否定。

ラバーンの証言以外、証拠がないため警察はジョンを逮捕することはできなかった。

そんな時、ラバーンから再び電話が。
実は、ラバーンが死体遺棄の手伝いをしたということを克明に話したのだ。
これで警察はジョンを逮捕できると思ったが、
供述したラバーンも刑務所に入らざるを得ない状況となり、
そのことを彼女に伝えるとラバーンは供述を翻し、
死体遺棄を手伝っておらず、ジョンも殺人に関与していないと言い出した。

しかし警察と犯人以外、知りえない情報を知っていたとして、
2人が事件に無関係のはずはないと断定。
ターニャ殺しで起訴した。裁判でもラバーンは証言を二転三転させたが、
1991年2月、ジョンとラバーンは終身刑に処され、ターニャ殺し事件は解決した。

「ハッピーフェイス・キラー」 真犯人の証言

この事件の裁判が行われている最中、奇妙なメッセージがオレゴン州ユマティラとモンタナ州リビングストンの
大型トラック運転手用休憩所の男子トイレの壁になぐり書きされているのが発見された。

「オレがターニャ・ベネット殺しの真犯人。2人が罪をかぶってくれたから、また殺しができる。
真犯人の証拠はジーンズから股の部分を切り取った、だよ」
というメッセージで、
スマイリーフェイスが描かれていた。


※参照元

警察は気にはなったが、悪戯だろうと気に留めなかった。

だが、ターニャ殺しの事件が解決と見なされ3年が過ぎた1994年の秋。
オレゴン州ポートランド新聞社と、ワシントン郡刑事裁判所に、
「ジョンとラバーンは無罪だよ。なぜなら私がターニャを殺した真犯人だからだ」
という出だしで始まる手紙を送りつけた。

謎のスマイリーフェイスが描かれた手紙には、
「ターニャは私が最初に殺した女。今まで5人殺しているけど、
もうやめようかなと思っている。
長距離トラックの運転手という職業がら、
犠牲者を見つけるのが簡単すぎてつまらないから」
と綴り、
他の殺人についての詳細も記されていた。

警察はまたも悪戯かもしれないと思ったが、
あのトイレになぐり書きされてたメッセージと似た筆跡だったこと、
殺人事件の詳細の中には、未解決事件と一致し、
また一般に公表されていない情報が多く含まれていたため、
信ぴょう性は高いとし再捜査にとりかかる。

メディアはこの連続殺人鬼を「ハッピーフェイス・キラー」と呼び、
手紙のことを大々的に報道。

「ハッピーフェイス・キラー」 真犯人の逮捕

「ハッピーフェイス・キラー」レター騒動から1年後の1995年3月30日。
キース・ハンター・ジェスパーソンという男が、
ジュリ・アン・ウィニングハムという女性を殺したとして逮捕された。


※参照元

きっかけは、キースが逮捕される6日前に送った兄への手紙だった。

手紙には、
「この5年間で8人の若い女性たちを殺した」
「ほかにも大勢の女性たちに性的暴行をしてきた」

「でも運が尽きてきた。もう何もかも終わりだ」と記されており、
この手紙を入手したメディアは「シリアルキラー」だと大々的に報じた。

キースは、拘置所に入ると、その仲間だけでなく弁護士にも、
トーニャら8人を殺してきたと自慢げに明かした。

注目されることを嬉しがり、拘置所でメディアのインタビューを受けたりもした。


※参照元

「ハッピーフェイス・キラー」レターについていた指紋とキースの指紋が一致し、
また手紙に付着していたDNAもキースのものと一致すると、
メディアはハッピーフェイス・キラーが逮捕されたと大騒ぎした。

その一方で、ジョンとラバーンをターニャ殺しで起訴し、
刑務所に入れてしまった警察は悩んだ。

ジョンとラバーンの釈放

キースが真犯人だと判明し、終身刑で服役していたジョンとラバーンは釈放された。
ラバーンはジョンから地獄のようなDVを受けており、
「彼から逃れるためにウソを言った」と告白。


※参照元


犯人しか知りえない情報は、
警察が自宅捜索をする際に見せてもらった書類に記されているのを読み、
知ったと明かした。

もし、彼女がウソをつかなければ…と、批難する声もあがったが、

キースは証拠を残していなかったため、
トーニャの件で捕まることはなかったと見られており、ラバーンはお咎めなく釈放された。

血も涙もない凶悪犯のキースだが、警察から逃げられないと分かると怖くなり、
2度自殺未遂をしている。

また、出頭したのは罪が軽くなるようにと計算したからだったとのこと。

しかし、裁判官は彼に同州で最も重い終身刑を下した。

なお、キースが殺したと認めている身元不明の若い女性が誰なのかは
今なお判明しておらず、
本当は8人以上の女性を殺したのではないか、
オレゴン州近辺の未解決事件の多くは彼によるものなのではないかとも見られている。

ハッピーフェイス・キラーことキース・ハンター・ジェスパーソンは、今年60歳。
オレゴン州の刑務所に収容されている。
囚人仲間相手に、「実はオレ、160人くらい殺した」と豪語したり、
新入り相手に自分の殺しの手口を自慢げに話すなど、反省はない。

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殺人鬼”ハッピー・フェイス・キラー”と関連する一人の人物とは?

キースが逮捕された事によって、この事件の全てが終焉したが、
実はこの連続殺人事件にはもう一人、関連する人物がいた。 それはキースの実の娘である。


※参照元

メディアでの露出で注目を集める事に喜びを感じていた
ハッピーフェイス・キラーことキースと同様に
キースの実の娘もたくさんのトーク番組に出演し、
「私は連続殺人鬼の娘です」
「父は私たちの前でも猫を殺して笑っていた」
などと証言。

また連続殺人鬼の娘として感じたことを綴った本も出版している。


※参照元

しかし、世間からの視線は冷ややかなものであった。

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おわりに

日本では加害者の親族は、肩身の狭い思いをしたり、
時には責任を取り自殺するケースも少なくない中、
キースの娘のメディア露出についてはアメリカらしいというか、
文化の違いを感じずにはいられません。



また、今夜の『奇跡体験!アンビリバボー』は、
「1つのウソが女性の運命の歯車を狂わす事件」という事で、
ラバーンの目線から放送される内容になるかと思います。

奇跡体験!アンビリバボー
『殺人鬼"ハッピーフェイスキラー"の正体とは?』が
2015年5月28日(木)19:57より放送です。

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました!
世界中の人たちが幸せに生きられますように^^

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